はじめてのフォトフレーム Romeオリジナル
¥12,600
Romeオリジナルのフォトフレームです。
インテリアの専門的な知識がなくても
このフォトフレームを置くだけで様になるフォトフレームをつくろうと思い、本商品が誕生しました。
はじめておうちに写真を飾ろうかな、というかたにオススメしたいフォトフレームという意味を込めてこのネーミングにしました。
実際、新婚さんがご自宅用に購入されたり、
引っ越し・新築祝いの贈り物として選んでいただくことも多めです。
※熨斗についてももう少し下に記載してあります
製作してくださっているのは、家具なども手掛けられている木工職人さん
1つずつ手作業で仕上げてくれているRomeオリジナルのフォトフレームです
【商品仕様】
サイズ:36×36cm
素材:アッシュ / アクリル / 金具
壁掛け、置き型両方対応
※フォトフレームの中の素材が両面アクリルのため、写真をそのまま中に挟むと写真がズレてしまう可能性があります
付属の丸いシールを写真の裏に直接貼っていただくことで写真が中で滑らないようになっています
【ギフトラッピングについて】
ギフトの有無に関わらず写真のパッケージでお送りします
【熨斗について】
オプションからご希望の熨斗をお選びください
購入時、備考欄に表書きの下部に掲載したい「名前」「会社名」等をご記入ください
記入のない場合は空白にてお届けします
熨斗は箱に熨斗を掛けさせていただきます(外熨斗)
熨斗の体裁については地域性もあるためご希望がある場合はお問い合わせください
【プロカメラマンが提案するフォトフレームに入れる写真の選びかた】
顔がしっかりわかる写真より、雰囲気が伝わるイメージ写真や全身が写っているような写真を入れていただくとおしゃれに写真を飾っていただけると思います
サンプル写真では【六切り】というサイズで印刷しています
写真屋さんでもプリントしていただけるサイズです
(W六切というサイズもありますがW六切ではなく六切がおすすめ)
フォトフレームに合わせて正方形にカットした写真を入れても素敵に仕上がります!
おうちの環境の違い(日当たり・湿度・木材の個体差など)により、数年後には少し色味も変化してきます
そのご家庭の色に染まっていくような、家族とともに成長するような、そんな経年変化も楽しんでいただければ幸いです
【購入いただいたお客様からの声】



▲結婚式でご両親への贈り物にフォトフレームをお選びいただきました!またウェルカムスペースにもフォトフレームを飾っていただきました!(ご結婚おめでとうございます!)
【はじめてのフォトフレームができるまで】
『いつか絶対につくりたい』
とはじまる前から思っていたのがフォトフレームの製作でした。
なぜそう思っていたかというと理由は2つあります。
1)友人の新築祝いをとても悩んだ
友人がおうちを建てたとき、新築祝いに何を贈ろうかなと考えました。
おしゃれで、センスがよくて、でももちろん本人の趣味もあるので
その趣味を邪魔しなさそうなもので。
ありそうでなかなか見つからなくて結局、現金を包んだことがあるのですが
そんなときにこのフォトフレームがあったら…私は絶対これにしてた(断言)
2)カメラマンとして写真を飾ることを提案したい
最近、写真は撮ってもプリントせずデータで保管しているというかたが増えています。
もちろんそれはすごく便利なことだと思います。
私も音楽はCDではなくデータで持つようになったし、
写真だって同じようにほとんどはデータで保管しています。
でもある日、お客様とお話をするなかでおうちに写真を飾っているかたが
このようなお話をしてくれました。
「写真を飾っていると時々なんでもないときに目に留まっておっきくなったな…って成長を感じて嬉しくなったり、さっきはちょっと怒りすぎちゃったかなって反省することがあるんですよね。」
って。素直にすごく素敵だなと思いました。
とはいえ、それまでは独身でひとり暮らしだったのでもはや何の写真を飾るんだ…と思っていたのですが結婚を機に私も写真を飾ることにもっと挑戦することに決めました。
そのときに「おうちのインテリアのセンスに自信がない私のような人でも、おしゃれに飾れるフォトフレームが欲しい」と感じたのがこのフォトフレームを製作したきっかけです。
そんな理由でフォトフレームをつくると心に決めた私ですが、
同時に仕上がりまでかなり難航しそうだとも思っていました。
なぜなら額縁屋さんでオリジナルのフォトフレームを注文するときの
ロット数が最低500から…と"到底個人で注文できるような数ではなかった"し、
私の頭のなかにはすでに『こんなものがつくりたい』というイメージがあったのですが、
その製作に手間が多くただでさえ"原価が上がりやすい"という状況だったからです。
でも上記のような理由からクリーニングクロスの次に
Romeがプロデュースをするのならばフォトフレーム以外は考えられませんでした。

フォトフレームを作ると心に決めた私はまず額縁屋さんに相談に行きました。
額縁屋さんはどのようなつくりかたをすれば
私の求めるフォトフレームがつくれるのかという
構造の話や写真を飾るのであれば
絵とは違いどのようなところに気を付けたらいいのかという具体的な話を教えてくれました。
とてもわかりやすく具体的な話をしてくれたこともあり、
理想形は早くも頭に浮かびました。
ただそのとき提示された原価は20,000円…!
オーダーなのでどうしてもそのものの値段が高くなるのは予想済みでしたが
その時点で20,000円だとそもそも販売まで辿り着けない。
最初から難航しそうだと思っていたけれど、
改めてこの道のりは長いかもしれないと思いました。
それと同時に思ったことがあります。
『今日は無理だったけど、どこかに方法はある気がする』
なぜか気持ちはとても前向きでした。
そんなときふと思い出したのがある木工の先生。
愛媛県を中心に活動をしていたとき、
カメラ講座をするためにお借りしていた場所が木工の先生のアトリエでした。
フォトフレームとなると木の加工+ガラス(またはアクリル等)の加工が必要になるので、
そもそも木工職人さんに可能なことなのかもわからず一旦相談をしてみることに。
その相談のなかで先生が紹介してくださったのが今回のフォトフレームを製作してくれた職人さんでした。

何度も電話やメールでやり取りをしてサンプルを送ってもらって、またやり取りをして。

サイズはもちろんですが素材や色や角の取り具合など細部にもこだわりました。
すべてを叶えてくれた職人さんには感謝しかありません。
ちなみに素材でいうとガラスにしようと思っていた
フレームのなかの素材はアクリルに変更しました。
なぜかというとフォトフレームを壁に掛けるときの安全性が気になっていたからです。
世界的に見ても日本は地震の多い国。
もしも何かあったときに家族写真の入ったフォトフレームが割れて
大切な家族を傷つけるなんていうことは絶対に避けたいと思っていました。
もちろん外れないということがそもそも大事だけど、
もし万が一のことを想定して落ちても割れにくい素材を選びました。

そしてフォトフレームはおうちにずっと飾り続けていくもの。
飾り続けるなかで少しの経年変化はもちろんあります
(大幅に色が変わるわけではないのでご安心ください)
日当たり・湿度・木材の個体差などの環境の違いで
すべてが全く同じ色味に経年変化するということはなく
そのおうちに馴染んだ色に変わっていくはず。
そのご家庭の色に染まっていくような、家族とともに成長するような、
そんなフォトフレームになったら嬉しいなと思っています。


そうして職人さんとつくっていたフォトフレームでしたが、
フォトフレームをつくるきっかけになった理由というところでも書いた
『友人の新築祝いにとても悩んだ』ということもあり、
フォトフレームを入れるパッケージもおしゃれでかわいいものにしたいと考えていました。
イメージはズバリ、
撮影データをお渡しするときのCDケース
(絵描きさんに毎年Romeだけのオリジナルデザインを描き下ろしてもらっています)と
同じ柄を総柄でパッケージ全体に印刷したい!!というもの。
その理想があったゆえに、ここからフォトフレームはめちゃくちゃ難航することになります。

印刷会社に見積もりをお願いしてみるも見積もり以前に
パッケージのサイズが大きいのでそもそも総柄での印刷が難しかったのです。
いろんな印刷会社さんにお断りのメールをいただきました。

そんななか、ある貼箱屋さんがこの投稿を見て連絡をくれました。
パッケージに直接印刷は難しいかもしれないけれど、パッケージに印刷した総柄の紙を貼るという手法であればできるかもしれないということでした。
フォトフレームの重さを考慮したうえで耐久性のあるパッケージを選んだり、総柄を印刷する紙を選んだりというところまで一緒に考えてくれてやっとやっと思い描いていたパッケージにたどり着くことができました。


フォトフレーム本体もパッケージも職人さんの素晴らしい技術があってこその仕上がりです。全部手作業。プロの技。
きっと気付いていないところでたくさんの無茶をお願いしたことと思いますが
本当にありがとうございます!!感謝してもしきれません!!