カメラストラップ《オリーブグリーン》Romeオリジナル
¥11,000
Romeオリジナルのカメラストラップです。
「肩の負担の軽減できること」
「雨や汗のシミが目立ちにくいこと」
を重視して製作を行いました。
革という素材の特性上、水濡れによるシミや色落ちが全くないものはありませんが
それでも少しでもシミがついてもわかりにくいような
寧ろそれすらもかわいく思えてしまうような色味を選んでいます。
【商品仕様】
全体の長さ:115cm
首に当たる部分の太さ:4cm
素材:革(国産) / 金具
色:オリーブグリーン
金具の色:アンティークゴールド
!!注意!!そのまま取り付けられないカメラがあります
このストラップのカメラ取り付け部分の太さが12mmあり、
カメラの仕様によってはこのままで取り付けられない場合がございます。
その場合はリング取り付けタイプのカメラに装着できる
オプションのストラップカバー+三角カンを合わせてご購入ください
※画面上と実物では色が異なって見える場合があります
※革の仕入れ時期によっても色味のロットぶれがございますことをご了承ください
※作品の特性上、金具欠損等の初期不良以外のクレーム・返品はお受けできませんのでご了承ください
※初期不良の際は購入後1週間以内にメールにてご連絡をお願いします
※全てを手作業で制作しています
作品ごとに色や形がわずかに異りますが1点ものとしてご理解ください
※革という素材の特性上、水濡れなどによるシミや色落ちができる場合がございます
雨天時のご使用はお気をつけ下さい
【カメラストラップができるまで】
革のカメラストラップが好きでした。
私がカメラをはじめた頃(10年以上前)は
今みたいにかわいいカメラストラップなんて全然なくて、
そのことに違和感も抱くこともなく当たり前のように付属のストラップを使っていました。
そんなある日、革の工房で偶然見つけたカメラストラップに一目惚れ。
「こんなかわいいものがあるなんて…!」という衝撃で
そのままお持ち帰りしたことを覚えています。
それが革のカメラストラップとの出会い。
付けてるだけで嬉しくて、
ストラップ以外はいつもと一緒なのにそれでもやっぱり嬉しくて。
写真を撮ることが好きだったけど、
カメラを持って出掛けることも好きになりました。
でも、ひとつだけ好きじゃなかったことがあります。
【汗染みが革にしっかりついたこと】
革だから仕方ないって今だから思うけど、当時はそれがすごく悲しくて。
気になりつつも使っていたけれど最後はそれが気になりすぎて
革のカメラストラップを使うことをやめてしまいました。
それからずっとずっと実用性重視のクッション入りの真っ黒なストラップ一択。
約2kgになるカメラから肩を労ってくれるお守りみたいな
カメラストラップを使いながら時々思うことがありました。
あの革のカメラストラップ好きだったな、
と時々思い出すことがありました。
財布も鞄も革のものが好きです。
使えば使うほど自分に馴染んでフィットする感じがとても。
財布も鞄も汗染みがつくようなシチュエーションってないから
好きという気持ちのままに使い続けられるけど、
どうしても肌に近いところにあるカメラストラップは
シミや汚れという問題から離れられません。
でもやっぱり革が好き。
できることなら
『汗染みがあんまり目立たなくて、
カメラの重さから肩を守ってくれて、
かわいくて頑丈な革のカメラストラップがあったらいいのに。』
全部を叶えることは無理かもしれないけど、
でももしそんなストラップができたら私は欲しいな。
いつかそんな夢を叶える革のカメラストラップをプロデュースするということが
1つ私の目標リストに増えました。
プロデュースの作業はいつもまず製作してくれるかたを探すところから。
素人は知識がないからこそ悪気なく無茶苦茶をいうことがありますが、
今回の私は完全にその無茶苦茶な素人で、
だから何度もこの話は振り出しに戻りました。
製作してくれる職人さんも何度も変わりました。
途中で何かを妥協しないと無理だとハッキリと言われたこともあるし、
そこを妥協するなら私が作る意味がありませんとお返事したこともありました。
いつもなら製作過程もみなさんに見て欲しくて
小出しに公開するのにほぼ最終形が出来上がるまでほとんど公開しなかったのは
製作できるかも、と思ってもその後の過程で職人さんが何度も変わったので
頑張って合うかたを探したいという気持ちと
正直無理なのかもしれないという気持ちが錯綜していたからです。
でも諦めずにやり続けていたら私の想いを形にしてくれるかたに出会うことができました。
サイクロン掃除機で有名な英Dyson社の設立者ジェームズ・ダイソン氏も
5127台の試作機をつくられたそうですが
諦めずにやってたらちゃんとどこかで実るときが来るんですね
(話が大袈裟すぎるけど諦めかけたときはいつもこの話を思い出していました)
製作過程でストラップの裏側をメッシュやナイロンなど
異素材にして汗染みをしないようにする話もありました。
でもそうなると肩への引っ掛かりが悪く、
滑りやすくりカメラが肩から落ちてしまう可能性があるのでやめました。
首に当たる部分にクッションを入れる話もありました。
クッションの入った細いストラップと
少し太めの今のような形状のストラップだったら
今の形状のストラップのほうが肩に馴染んだときに
肩への負担が軽減されると思い太さを調整しました。
ストラップの裏側は革そのままにしているので
引っ掛かりはよいのですが直接肌に当たると少し痛いかもしれないので
(私のように片方の肩にカメラを掛ける人だと
服の上にストラップが来るので全然気にならないと思います)
カメラを構えたり下げたりしても地肌が擦れないように
ストラップの途中にリングを入れることによって
肩の部分はフィットするけど可動域はしっかり取れるように。
ちなみにレンズキャップホルダーをいつか、というお声をいただいていたので
いつかレンズキャップホルダーを胸元のリングに引っ掛けれるようにしたいなという未来への希望も兼ねて。
ちなみにこのストラップを持っている日に小雨が
突然降ったことがありますが少しの雨なら弾いてくれてシミにはなりませんでした。
(革という素材の特性上、雨が全くシミにならないということはないので
もちろん濡れには気を付けていただけたらと思います)
そんな想いの詰まったカメラストラップですが
なんと全行程、手作業で1本1本大切に作ってもらっています。
型紙も金具もって書いてるけど革も探してもらいました。
なるべくシミになりにくくて、強度がしっかりしていて、
カジュアルな服もかっこいい服も似合うものがよくて。
こうやって改めて想いを書けば書くほど
私の無茶苦茶な素人っぷりがすごいから
職人さんもよく最後までつくってくれたな、ありがたいなと思います。
この場を借りてありがとうございます!そしてこれからもよろしくお願いします!
余談ですがなぜか四国にご縁があります。出身地強し。